1. お店で相談したいか

格安SIMは、申し込みから困ったときの相談まで、Webと電話が中心の会社が多いです。例えばIIJmioは自社の店舗がなく、サポートは電話とWebフォーム、契約の変更や解約もホームページから行います[1]。修理の間の代わりの機種の貸し出しもありません[1]。

店舗がある会社でも、できることは店によって違います。mineoは、mineoショップなら新規申し込みから初期設定のサポートまで受けられますが、「お渡し店」はWebで申し込んだSIMの受け取りと初期設定のサポートが中心です[2]。

対面で聞きたい人は、次を見ておきます。

  • 近くに店舗があるか:ワイモバイルは店舗検索で「契約内容変更」「修理受付」などの対応内容で絞り込めます[3]。UQ mobileはau Style・auショップ・UQ mobile取扱店で扱っています[4]
  • 予約が要るか:ワイモバイルショップは、来店に事前の予約が必要です[3]

判断の目安は、これまで店に行った理由です。機種変更のときだけなら、店舗がなくても困る場面は少ないです。設定や故障のたびに店で聞いてきた人は、店舗のある会社から選びます。

2. キャリアのメールアドレスを使っているか

「@docomo.ne.jp」「@au.com」「@softbank.ne.jp」のようなアドレスは、乗り換えると使えなくなります。格安SIMには、IIJmioのようにスマホ用のメールアドレスを出していない会社もあります[1]。

まず、そのアドレスを何に登録しているかを書き出します。銀行、カード会社、通販、病院の予約、学校や自治会の連絡などです。

そのうえで、次のどちらかを選びます。

  1. 乗り換える前に、別のアドレスへ登録を変える:無料のメールに変える場合、相手に受信設定の変更を頼む必要が出ることがあります[1]。
  2. 今のアドレスを有料で残す:大手3社とも、解約後31日以内に申し込めば、1アドレス月330円(税込)で残せます(ドコモメール持ち運び[5]、auメール持ち運び[6]、ソフトバンクのメールアドレス持ち運び[7])。年にすると3,960円です。ドコモは初回の申し込みから31日間は無料で、解約の手続きの中で同時に申し込めます[5]。

登録先が数件なら1、多くて変えきれないなら2、と分けると決めやすくなります。

3. 電話をよくかけるか

格安SIMの通話は、話した時間に応じた料金が基本です。IIJmioは11円/30秒[8]、楽天モバイルの標準の電話アプリからの国内通話は22円/30秒です[9]。

自分がどれだけかけているかは、今の会社の明細の通話料の欄か、スマホの発信履歴で分かります。

例えば月に60分かける人なら、30秒が120回分です。22円/30秒なら2,640円、11円/30秒なら1,320円になります。

これを、かけ放題のオプションと比べます(月額・税込)。

  • IIJmio:5分まで500円、10分まで700円、時間無制限1,400円[8]
  • mineo:10分まで550円、時間無制限1,210円[10]
  • 楽天モバイル:Rakuten Linkアプリからの国内通話は無料。標準の電話アプリの15分かけ放題は1,100円[9]

見るのは月の合計時間より「1回の長さ」です。短い電話が多い人は5分・10分の定額、1回が長くなる人は時間無制限、ほとんどかけない人は定額なしで足ります。0570で始まる番号などは、無料や定額の対象外です[9]。

このサイトの計算でも、通話の使い方を選ぶとオプション代を足して比べます。

4. 昼休みや夕方にスマホを使うか

格安SIMの速度は保証されたものではなく、場所や曜日、時間帯によって動画が止まったり、ページの表示が遅くなったりすることがあります[1]。

時間帯で速度を区切っているプランもあります。mineoの「マイそく」は、月曜〜金曜(祝日を含む)の12時台は、プレミアム以外のコースが最大32kbps、プレミアムが最大200kbpsです[11]。安いプランほど、こうした条件が注意事項に書かれていないかを確かめます。

昼休みに動画を見る、外回りで地図を使う、といった使い方が毎日あるなら、店舗の有無よりこちらを重く見ます。昼も職場のWi-Fiにつなげるなら、影響は小さくなります。

4つのほかに、手続きで止まりやすいこと

  • 支払い方法:IIJmioは支払いがクレジットカードだけで、デビットカードは使えません[1]。口座振替で払いたい人は、申し込み前に支払い方法の欄を見ます。
  • 家族割・光回線のセット割:今の会社で家族割や家のネットとのセット割が付いていると、自分が抜けることで家族や家のネットの料金が変わることがあります。確かめ方は「家族割に入っている人が、乗り換える前に見ること」に書いています。
  • 今のスマホが使えるか:乗り換え先の「動作確認端末」のページで、今の機種を探します。

4つで困ることがなく、ここも問題がなければ、残るのは料金の比較です。